存在は多様性を愛する
花は、まさに存在に属してはいるものの、
薔薇の花は薔薇の茂みに成長する。
彼らは薔薇の茂みには属していない、
究極的には、彼らは存在に属している。
そして、愚かな薔薇の茂みだけが、
「彼らは私の花、私の責任だ」と考える。
だが、薔薇の茂みは愚かではない
彼らは完全にくつろいでいる。
彼らは存在に世話を任せる。
彼らは大地から、
太陽の光線から別れてはいない。
彼らは無数の形でつながっている。
薔薇の茂みは
存在のひとつの表現にすぎないーー
あなたもそうだ。
だが、まずそれを知るがいい。
そして人は緊張のないマインドでしか、
自分自身を知ることはできない。
だから、くつろぎ、
あるいは、手放しだけが方策だ。
木々がくつろいでいるように、
一度あなたがくつろいだら、
あなたは存在のなかの自分の根を見い出す。
そして、あなたがもっているすべては、
あなたのものではない、あなたですらない。
それは開花だ。
存在が、あなたの個性のなかで、
あるひとつの方法で花開いた。
存在は多様性を愛する、
ユニークな個人を、ユニークな動物たちを、
ユニークな木々を創る。
Osho
