神の唇にあてられた中空の竹
東洋で私たちは常に実存を横笛で象徴してきた。
神の唇にあてられた中空の竹。
その歌は神のものだ。
横笛に歌うことはできない。
横笛はただ、歌うことが、歌い手が、歌が、
自らを通って流れるのを許すことしかできない。
実存は通路だ。
人間もまたそうだ。
人間は横笛、鳥たちも、そして、木も、太陽も月も。
実存全体が中空の竹だ。
神がそれを通って流れている。
それを通ってにじみ出ている。
何百万もの方法で表現されている。
Osho
Shantam art Catalog